「インセンティブ」
意思決定の際、行動を変化させる外部からの刺激のこと
①報酬、金銭的(アメ)
②ペナルティ(ムチ)
③非金銭的(快適、喜び、名誉)
インセンティブをうまく活用できれば、人々を思うように動かすことができる。
「インセンティブ」
意思決定の際、行動を変化させる外部からの刺激のこと
①報酬、金銭的(アメ)
②ペナルティ(ムチ)
③非金銭的(快適、喜び、名誉)
インセンティブをうまく活用できれば、人々を思うように動かすことができる。
機会費用
ある選択肢を選んだために、あきらめることになった利益のこと。
女性が出産退職で得られなかった給料など。
経済学
→経済活動の法則性を見つける学問。
人間の「選択」に注目。
人は、選択する際、自分が最大限の満足を得られる選択肢を選ぶ。
・人間の欲望→無限
・地球上に存在する資源(原材料、お金、労働力、時間)→有限
↓
すべての欲望を満たすのは不可能。
選択する。
「希少性」
買い手の要求量より、実際の量が少ない状態。
欲望は無限、資源は有限。
「トレードオフ」
一方を選ぶと他方を失う
・ナイターを見に行く→好きな野球を楽しむ
・残業する→給料が増える
満足度の高い方を選ぶ。
二つの選択肢はトレードオフの関係にある。
★経済の基本法則
個人は満足度を高めるために、限られた資源をうまく使う。
企業も、利益を最大化するため、限られた経営資源(ヒト、モノ、カネ)を
うまく使う。
———————————–
(ひとこと)
「欲望は無限、資源は有限」というのが当たり前のことなのに、はっ、とした。
貿易
自国の得意とするモノを輸出し、不足しているものを輸入して、お互いに利益を得ようとする経済活動。
生産技術の地域的格差。
生産要素の地域的偏在。(鉱物など採掘できる国は限られている)
得意分野に特化する。国際分業。
アダムスミス
「絶対生産費の理論」
モノの価値は生産に必要な「総労働時間」によって決まる。
得意分野の生産性は高いので貿易は理にかなっている。
デビッド・リカード
「比較優位の理論(比較生産費説)」
複数の得意分野があったとしても、最も得意な分野の生産に専念して、他は他国に任せる方が効率的。
企業間競争
価格、品質競争。市場淘汰される。
生産性の向上に努めれば技術の進歩、資源の有効活用にも役立つ。
自動車の燃費が良くなる、など。
「市場メカニズム」
生産量と消費量が自動調整される。
・供給者(りんご農家)
・需要者(私たち)
「自分の利益(満足度)」と「価格」を照らし合わせて、買うかどうかを判断。
価格が安ければ、買う人は増える。
・買う側の行動を表したもの→「需要曲線」
・売る側の行動を表したもの→「供給曲線」
この二つが交わるところ→均衡点(市場価格)
市場価格が決まれば、量も決まる。
需要と供給の関係=需給バランス
「完全市場競争」
→買う側も、売る側も自分の利益が最大になるように行動する市場。
18世紀。英。経済学者アダムスミス。
市場の自動調整→「神の見えざる手」
世の中のニーズに合ったものが、自然供給され経済が安定すると考えられている。
自由経済の悪い点。(「市場の失敗」)
1.景気が安定しないとインフレ、デフレになる
2.企業が利益を追求しすぎて公害問題を引き起こす
3.失業、所得格差を生む
警察や消防などの公共サービスは、利益追求の市場メカニズムでは機能しないので政府が担当。
経済活動 → モノ・サービス生産・消費
「誰が」「どれだけ」生産して消費するかは自由
→市場経済
「私有財産制」・・資本主義の基礎。
すべての財産を、国民が個人的に所有(私有)することが認められている。
各自が自分の財産を増やしたり、満足度を高めることができる。
各々が利益を追求して、モノや価格に偏りは起こらないのか?
→「市場メカニズム」が働く。
自由な価格競争が行なわれると、適切な生産量、消費量に自動調整される。
経済のプレーヤー
家計(世帯)、企業、政府
→「経済主体」
それぞれの役割
★家計
「労働力の提供」「消費」
収入・・手に入った金額
所得・・必要経費を引いた金額
★企業
「生産・販売活動」
労働力、土地、資本の3つの「生産要素」を使う
★政府
「公共サービスの提供」
3者間を「モノ・サービス」と「お金」がぐるぐる回ること
→経済循環
・「財」 有形物・・衣食住、車など形があるもの
・「サービス」 無形物・・医療、教育など形がないもの
企業は「財」や「サービス」を生み出して、個人や他の企業に販売し、代金を受け取る。
経済活動
・生産・・生み出す。生産者。
・消費・・使う。消費者。
毎日繰り返されている。経済に組み込まれている。
意識する、しないにかかわらず。
「より豊かに便利に」という思い
→経済がより高度に便利に進化してきた
(ひとこと)
「経済」に無意識のうちに組み込まれているんだなあ。
「経済」とは
働いてお金を得て、生活したり旅行したり、貯蓄したりする「日常生活そのもの」のこと(身近な例)
経済全体
「分業」「市場」「貨幣」
「分業」とは → 得意分野を発揮すること。
海では魚をとる。山ではイノシシをとる。
「物々交換」(出会い)は偶然に左右されるため「市場」でいつも取引できるようにする。
「お金」と「モノ」を交換する場所全てを「市場」という。
魚、青果市場だけではなく、スーパー、コンビニ、ネット上のショッピングサイトなど。
「貨幣」→価値を保管できる
「経済」
分業して商品が作られ、市場で商品と貨幣が交換される社会。
・貨幣が交換の仲介→「貨幣経済」
・自分の欲しいものを市場で取引(売り買い)する→「市場経済」
(ひとこと)
私たちは日々、市場で取引をしてるんだね。