金利を対象とする金利オプション取引
オプション取引とは・・
「あらかじめ特定の価格で売買する権利」を取引する
身近な金利オプションはキャップとフロア。
「デリバティブズ(金融派生商品)」
先物取引、オプション取引、スワップ取引など
オプション・・選択する権利
ある商品をあらかじめ「決められた価格」で「決められた期日」に売買する権利
コールオプション 期間内に買う権利
プットオプション 期間内に売る権利
オプションを買って、権利行使すればメリットがあるときは権利行使する。
メリットがなければ放置。オプション代はムダになり、損になる。
例:138円で債券先物を買えるコールオプション 代金は50銭
権利行使期日は139円。
オプションを行使して138円で買い、139円で売る。
オプション代50銭を差し引いて、50銭の利益が出る。
そのほかのオプション取引
①キャップ
金利上昇にふた。
変動金利でも一定以上には上がらない。
住宅ローンなど。
ローンの借り手はキャップを買って、そのコストも払っている。
②フロア
金利が一定より下がらないように。
個人向け国債など。0.05%未満に下がらない商品。