3-5 金利オプション取引 – 楽しく経済

3-5 金利オプション取引

 

金利を対象とする金利オプション取引

 

オプション取引とは・・

「あらかじめ特定の価格で売買する権利」を取引する

 

身近な金利オプションはキャップとフロア。

 

「デリバティブズ(金融派生商品)」

先物取引、オプション取引、スワップ取引など

 

オプション・・選択する権利

ある商品をあらかじめ「決められた価格」で「決められた期日」に売買する権利

 

コールオプション 期間内に買う権利

プットオプション 期間内に売る権利

 

オプションを買って、権利行使すればメリットがあるときは権利行使する。

メリットがなければ放置。オプション代はムダになり、損になる。

 

例:138円で債券先物を買えるコールオプション 代金は50銭

権利行使期日は139円。

 

オプションを行使して138円で買い、139円で売る。

オプション代50銭を差し引いて、50銭の利益が出る。

 

そのほかのオプション取引

 

①キャップ

金利上昇にふた。

変動金利でも一定以上には上がらない。

 

住宅ローンなど。

ローンの借り手はキャップを買って、そのコストも払っている。

 

②フロア

 

金利が一定より下がらないように。

個人向け国債など。0.05%未満に下がらない商品。