2010年度
歳入 92兆円
①公債金収入(国債発行) 5割 (44兆)
・建設公債(建設国債)
公共事業費(道路、橋、社宅、港湾)に充てるため発行される国債
・特例公債(赤字国債)
それ以外の財源に充てるため発行される国債
②税収入 4割 (37兆)
1.所得税 (13%・12兆)
2.消費税 (10%・9兆)
3.法人税 (6%・5兆)
③その他収入 1割(11兆)
・「特別会計」からの繰入
・埋蔵金
※「特別会計」
「一般会計」予算とは別に管理。
「外国為替資金特別会計」では、外貨準備(保有する外貨)で運用した利益を一般に繰入れる。
★2つの税金
1.国税
国に納める。所得税、法人税、消費税。
2.地方税
県や市に納める。住民税、固定資産税。事業税。
★2つの徴税方法
1.直接税(不安定)
「納税義務者」と「税負担者」が一致
所得税、法人税、相続税
景気に左右され、不況の時は税収が減る。
91年26兆→10年12兆
2.間接税(安定)
「納税義務者」と「税負担者」が異なる
消費税、酒税
景気に左右されにくい。
97年~10年、10兆で推移。
「直間比率」
直接税:7割
間接税:3割
構造上のことで消費税増税は長く議論されてきた。
最近では、高齢化の社会保障費の増大、財政立て直しのために議論されることが多くなってきた。
———————————————–
(ひとこと)
企業からの法人税が一番多いのかと思っていたけれど、割合としてはそんなに多くないのか。