需要と供給のバランスが金利を決める
金利が動く基本は、お金の需給バランスにある。
金利の変動はお金の需給関係が変化するから。
有利なのは少数派。
需給バランスで決まるしくみを「マーケットメカニズム(市場原理)」という。
金利は為替より経済に及ぼす影響が大きいので、日銀の金融政策でコントロールされて大幅な変動は阻止されている。
景気の良し悪しでどう変わる?
金利は好景気と不景気の循環に左右されるが、同時に景気の行き過ぎを防ぐ安定化装置の役目も果たしている。
金利は景気循環に大きく左右される。
金利を動かす最大の要因が「景気」。(経済活動の勢い)
好景気→金利高に。
同時に金利は「景気を動かす力」にもなる。
お互いに影響しあう。
行き過ぎを止める。
「スタビライザー(安定化装置)機能」
長期金利は経済成長率と連動している。
・ 高度成長期
GDP成長率・・9.5%
長期金利・・8~14%
・ 現在
GDP成長率・・1.0%
長期金利・・1.4%
この10年間、長期金利は2%を超えられない
→「2%の壁」