4-1~2 金利と景気

 

需要と供給のバランスが金利を決める

金利が動く基本は、お金の需給バランスにある。

 

金利の変動はお金の需給関係が変化するから。

 

有利なのは少数派。

 

需給バランスで決まるしくみを「マーケットメカニズム(市場原理)」という。

 

金利は為替より経済に及ぼす影響が大きいので、日銀の金融政策でコントロールされて大幅な変動は阻止されている。

 

景気の良し悪しでどう変わる?

金利は好景気と不景気の循環に左右されるが、同時に景気の行き過ぎを防ぐ安定化装置の役目も果たしている。

金利は景気循環に大きく左右される。

金利を動かす最大の要因が「景気」。(経済活動の勢い)

 

好景気→金利高に。

 

同時に金利は「景気を動かす力」にもなる。

 

お互いに影響しあう。

行き過ぎを止める。

 

「スタビライザー(安定化装置)機能」

 

長期金利は経済成長率と連動している。

 

・ 高度成長期

GDP成長率・・9.5%

長期金利・・8~14%

 

・ 現在

GDP成長率・・1.0%

長期金利・・1.4%

 

この10年間、長期金利は2%を超えられない

「2%の壁」