・自由貿易・・何でも自由に輸出入
・保護貿易・・関税をかけて国内産業を保護
日本:米、砂糖、小麦などの農産物。
関税率200~700%。
販売価格を上げて割高な農作物を保護。
差額を消費者に負担させて、農家を守っている。
輸入品にかかる関税
負担→輸出業者。
輸入する政府の税収入になる。
不況→保護貿易が強化
国内産業を守るため。
各国が保護貿易に走りすぎないように、自由貿易の拡大を目的とした機関。
1948 GATT(General Agreement on Tariffs and trade)
関税、及び貿易における一般協定(1955 日本加盟)
欠点:サービス、知的所有権は対象外。
↓進化
1995 WTO (World Trade Organization)
世界貿易機関
金融、情報通信、知的所有権も含む国際通商(貿易)ルール
153カ国が加盟。ルール違反を訴える権利を持つ。
関税でなくウイスキーの高税率の酒税法も対象に。
★非関税障壁とは
関税ではないが、輸入を制限するもの
WTOは大きな機関なので時間がかかる。
補うための小回りの効く協定。
① FTA(Free Trade Agreement)
自由貿易協定 モノ、サービス
② EPA(Economic Partnership Agreement)
経済連携協定 +知的所有権、投資
(日本は、初めて締結したメキシコを始め、マレーシア、インドネシア、
タイ、フィリピンなどともEPA締結交渉を行なっている。
11年10月韓国)
NAFTA(北米自由貿易協定):米、カナダ、メキシコ
EU(欧州連合):27カ国。内17カ国がユーロ
自由貿易地域、共同市場、関税同盟、経済同盟。
日本もFTA、EPAに積極的。JSEPA、ASEAN、GCC(湾岸協力会議)加盟国など、各国と結ぶ。
TPP(環太平洋経済連携協定)
米参加表明。
日本も前向き。
しかし農業保護など政治的難題も。
メリット:輸出が増やせられる。資源、食糧の輸入先を多角化できる。
デメリット:経済ブロックができて、各地域でのみ通用する制度ができるのでは。
そうなるとWTOが重要。
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(マイメモ)
小学校ぐらいのころ、「牛肉オレンジ自由化」ってフレーズ、よく聞いたような気がする。
これのことだったのか。