短期金利の代表的な指標は?
→日本の指標はTIBОR、国際的な指標はLIBОR
短期金利の二つの金利
・ 「翌日物」の指標
→無担保コール翌日物金利
・ 「ターム物」の指標
→「TIBОR」(タイボ)(Tokyo InterBank Offered Rate)
全国銀行協会(全銀協)公表のレート。
リファレンスバンク(調査対象の17の金融機関)の、想定上の他行への貸出金利の平均
ユーロマネー(ユーロカレンシー)
×欧州通貨
〇「海外に流出した通貨」という意味
外国の金融機関に預けられているか、外国に住む人々が保有。
海外にあるドルは「ユーロドル」
海外にある円は「ユーロ円」
・ ユーロ円TIBОR・・海外市場の円の資金取引の金利
・ 日本円TIBОR・・日本市場の円の資金取引の金利
「スプレッド貸出」
銀行が企業に、基準金利TIBОRに銀行の利ざやを上乗せして貸し出すこと
日銀が金融緩和→金利低下
TIBОRの低下ペースは実勢金利よりやや遅れることも。
国際的な短期金利の指標
LIBОR(ライボ)(London InterBank Offered Rate)
ロンドン市場での銀行同士の平均貸出金利。
デリバティブ取引の基準金利として使われる
デリバティブ取引とはリスクを低下させたり、高収益を追求するために新しく考案された手法
10年6月
円LIBОR・・0.24%
円TIBОR・・0.38%
→日本市場で円を借りるより、ロンドン市場で円を借りる方が安い、ということ。