国債発行残高 740兆円
普通国債 610兆円
財投債 130兆円
(財政投融資 特別会計国債)
国内投資家保有率90%を超えている。
利回りが低いので海外投資家は買わない。
★国債所有者の内訳
・銀行44%
・生保・損保20%
・公的年金 11%
・日銀 8%
・家計 5%
★銀行が国債を買う理由
①他に貸出先を見つけにくい
手元に資金が余っていて、他の運用先を見つけにくい
②低金利で資金調達→低利回りでも利益が出せる
預金は低金利。(預金者につける金利はほとんどゼロに近い)
低コストで資金調達できる。
企業や個人に貸し出すより安全で、利回り1%だとしても確実に利益を出せる。
今後毎年40兆円規模で毎年国債を発行すると7年しか余地がない。
→家計資産が買い支える限界。
・企業預金を元に銀行が国債を買う
・企業が直接国債を買う
という流れも。
「国債消化の危機」は5~10年後に来る
→長期金利はじわじわ上昇。
不景気なのに金利上がる「悪い金利上昇」で経済にダメージ。
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(ひとこと)
国債危機は2015年~2020年くらいか。
住宅ローンの金利も上がるんだろうな・・。