景気は良くなったり、悪くなったり循環する。
良くなりすぎるとインフレ、悪くなりすぎるデフレ。
経済に大きなダメージ、回復に時間がかかる。
→景気変動の波を「政策」によってコントロール
「政府」と「日本銀行」が行なう2つの「経済政策」
①金融政策
日銀が金融面から経済を安定させる。
金利上げ下げ、お金の量の調整。
②財政政策
政府が財政面から経済を安定させる。
歳出・・予算を使う。公共事業の拡大、縮小。
歳入・・財源を集める。増税、減税。
★日銀金融政策の目的
1.「物価」の安定 ←最優先課題
cf 世界の中央銀行の多くは「1.物価の安定」を重要な役割とする。
FRBは「物価の安定」と「雇用の最大化」
・日銀「物価の番人」と呼ばれる。
・「通貨の価値」は
インフレになると下がる。
デフレになると上がる。
物価安定=自国通貨の価値を安定させることにもなる。
インフレ目標(インフレターゲティング)が設定。
物価上昇率
★日銀金融政策の方法
「政策金利」の上げ下げ。
→世の中のすべての金利の基準になる金利のこと
利上げ、利下げ。
2.「金融システム」の安定
金融システム・・銀行などの金融機関を中心とした「お金の流れ全体」を指す
「お金は経済の血液」
お金(血)の流れが止まると、経済活動全体が悪化しマヒしてしまうことも。。
金融市場が不安定になると、金融機関がお金の貸し借りをする「金融市場」にお金を供給。
不安心理をやわらげる。
(ひとこと)
日銀の最大の役割が「物価の安定」を目標にしてたのは知らなかった。