2-10 株価(景気の先行)

 

「株式の発行」・・有力な資金調達手段

「株主」・・出資した人

「株券」・・株主であることを証明する書類

 

株主は「株主総会」に出席して、経営方針の意思表明をする。

企業が儲けた利益の一部を「配当」として受け取る。

 

業績が悪い場合は配当がない。

倒産すると出資金は戻らない。

 

・株式発行

→返済する必要がない

 

・銀行から借りる

→返済する必要がある。返済日に左右される。

 

「証券取引所」

株式が売買される場所。7つ。

 

東京・大阪・名古屋・福岡・札幌・ジャスダック

TOKYO AIM取引所(東京、ロンドン共同のプロ向け市場)

 

「証券会社」株式売買の注文を取り次ぐ会社。

証券取引所に各証券会社からの注文を集める。

 

「株式上場」

企業の株式が、証券所で売買されるようになること

 

厳しい基準。健全な企業だけを上場させて投資家を守る。

 

〇上場の理由

・資金が集めやすくなる

・企業の信用度、知名度が上がる。

 

上場時に多額の費用(約2000万)もかかり、維持費もかかる。

公認会計士への監査報酬。

 

「有価証券報告書」・・事業内容資料

 

「公募」・・新規に株式発行

「売りだし」・・既存の株式を売り出す

 

「株価」・・株式につけられた価格

 

株価は買いたい人、売りたい人との需給バランスで日々変動する。

 

株価を決める大きな要素は業績

・業績↑の「兆し」 株価↑

・その国の景気↑の「兆し」 株価↑

 

「兆し(きざし)」が現れた段階で売買に影響する。

景気より先に株価が動くので、株価は「景気の先行指標」と呼ばれる。

 

日本の株式市場全体を表す

→「日経平均 株価225」

 

上場企業2200社。

 

東京証券取引所第一部

1680社の中から、225社を選んで計算

毎年10月に一部入れ替え。

 

 

★日経平均株価

89年12月29日 38,915円(最高値)

90年バブル崩壊 1万5千円台まで下落

08年10月28日  6,994円(最安値)

 

 

★企業数 約436万社

大企業(300人~) : 1万2千(0.3%)

中企業(20~300人): 55万 (13%)

小企業(~20人)  :380万 (87%)