1-5 市場メカニズム – 楽しく経済

1-5 市場メカニズム

 

市場メカニズム

生産量と消費量が自動調整される。

・供給者(りんご農家)

・需要者(私たち)

 

「自分の利益(満足度)」と「価格」を照らし合わせて、買うかどうかを判断。

価格が安ければ、買う人は増える。

・買う側の行動を表したもの→「需要曲線」

・売る側の行動を表したもの→「供給曲線」

 

この二つが交わるところ→均衡点(市場価格

 

市場価格が決まれば、量も決まる。

需要と供給の関係=需給バランス

 

完全市場競争

→買う側も、売る側も自分の利益が最大になるように行動する市場。

18世紀。英。経済学者アダムスミス。

市場の自動調整→「神の見えざる手」

 

世の中のニーズに合ったものが、自然供給され経済が安定すると考えられている。

 

自由経済の悪い点。(「市場の失敗」)

1.景気が安定しないとインフレ、デフレになる

2.企業が利益を追求しすぎて公害問題を引き起こす

3.失業、所得格差を生む

 

警察や消防などの公共サービスは、利益追求の市場メカニズムでは機能しないので政府が担当。