3-3 金利の方向感イールドカーブ

 

長短の「期間別利回り」を結ぶと、金利の方向感が分かる

イールドカーブの動きをもとに将来の金利の変動を読み取る。

 

将来の金利の動向を見るには

イールドカーブ(利回り曲線)

 

異なる期間の金利を短い方から長い方へ結ぶ。

 

「金融市場参加者の金利観」を表わす

順イールド

右肩上がり。金利が上がると予想する人が多い。

 

逆イールド

右肩下がり。金利が下がると予想する人が多い。

 

フラットイールド

水平。金利は横ばいと予想する人が多い。

 

通常は順イールド。

90年バブル崩壊。

91年、失われた10年(不況)の始まり

→逆イールドに。

 

ギリシャでも逆イールド。

2年物38%、10年物13%

ギリシャ国債の買い手が市場でほとんど見当たらなくなった。