1-4 市場経済システム

 

経済活動 → モノ・サービス生産・消費

 

「誰が」「どれだけ」生産して消費するかは自由

市場経済

 

「私有財産制」・・資本主義の基礎。

すべての財産を、国民が個人的に所有(私有)することが認められている。

各自が自分の財産を増やしたり、満足度を高めることができる。

 

各々が利益を追求して、モノや価格に偏りは起こらないのか?

→「市場メカニズム」が働く。

 

自由な価格競争が行なわれると、適切な生産量、消費量に自動調整される。

 

 

1-3 家計、企業、政府

 

経済のプレーヤー

家計(世帯)、企業、政府

→「経済主体

 

それぞれの役割

★家計

「労働力の提供」「消費」

収入・・手に入った金額

所得・・必要経費を引いた金額

 

★企業

「生産・販売活動」

労働力、土地、資本の3つの「生産要素」を使う

 

★政府

「公共サービスの提供」

 

3者間を「モノ・サービス」と「お金」がぐるぐる回ること

経済循環

 

 

1-2 生産と消費

 

・「」 有形物・・衣食住、車など形があるもの

・「サービス」 無形物・・医療、教育など形がないもの

 

企業は「財」や「サービス」を生み出して、個人や他の企業に販売し、代金を受け取る。

 

経済活動

生産・・生み出す。生産者。

消費・・使う。消費者。

 

毎日繰り返されている。経済に組み込まれている。

意識する、しないにかかわらず。

 

「より豊かに便利に」という思い

→経済がより高度に便利に進化してきた

 


(ひとこと)

「経済」に無意識のうちに組み込まれているんだなあ。

 

1-1 経済とは?

「経済」とは

働いてお金を得て、生活したり旅行したり、貯蓄したりする「日常生活そのもの」のこと(身近な例)

 

経済全体

「分業」「市場」「貨幣」

 

分業」とは → 得意分野を発揮すること。

海では魚をとる。山ではイノシシをとる。

 

「物々交換」(出会い)は偶然に左右されるため「市場」でいつも取引できるようにする。

 

「お金」と「モノ」を交換する場所全てを「市場」という。

魚、青果市場だけではなく、スーパー、コンビニ、ネット上のショッピングサイトなど。

 

「貨幣」→価値を保管できる

 

「経済」

分業して商品が作られ、市場商品貨幣が交換される社会。

・貨幣が交換の仲介→「貨幣経済」

・自分の欲しいものを市場で取引(売り買い)する→「市場経済」

 


(ひとこと)

私たちは日々、市場で取引をしてるんだね。