・国のマル
→①経済力 ②軍事力 ③政治力
・企業のマル
→①資金調達 ②設備投資 ③売上、納税 ④配当
・個人のマル
→①労働者 ②消費者 ③投資家 ④納税者
・ 歴史ドラマや映画などのように、日経では「現在進行形」の「リアル欲望ドラマ」を見ることができる。
・ 音読すると経済伝達力が身に付く
・ 昔は企業よりの記事が多かったが、時代に合わせて企業から個人へとシフトしつつある
引用:
・国のマル
→①経済力 ②軍事力 ③政治力
・企業のマル
→①資金調達 ②設備投資 ③売上、納税 ④配当
・個人のマル
→①労働者 ②消費者 ③投資家 ④納税者
・ 歴史ドラマや映画などのように、日経では「現在進行形」の「リアル欲望ドラマ」を見ることができる。
・ 音読すると経済伝達力が身に付く
・ 昔は企業よりの記事が多かったが、時代に合わせて企業から個人へとシフトしつつある
引用:
※「個人のマル」の記事を読むときは、4つの側面
①労働者、②消費者、③投資家、④納税者
のどの側面かに注目。
・国民の欲望
「安全に豊かにくらしたい」
食の安全
企業の欲望は「儲け続けたい」だが
個人の欲望「安全にくらしたい」に反してまで儲けることはできない。
1億2千万人の個人がいて、それぞれの企業、国との関わり方は1億2千万通り。
個人の経済的な面
①労働者(企)
②消費者(企)
③投資家(企)
④納税者(国)
例「過去最大の住宅ローン減税の実施決定」
①労働者:住宅関係なら関係あり。取引先ならプラス材料。
②消費者:住宅の購入を考えているなら背中を押してくれる。
③投資家:株主であればプラス材料。
④納税者:住宅ローンを利用してる人→うれしい
利用していない人→また国の赤字が増えるだけでは、と心配
例2「らでぃっしゅぼーや」食材宅配業者。有機農法など食の安全に気を配っている。
①労働者:営業先の候補にする
②消費者:利用してみる
③投資家:株購入を検討
引用:
※「企業のマル」の記事を読むときは4つの側面
①資金調達、②設備投資、③売上、納税 ④配当、
のどのプロセスかに注目。
・企業の欲望
「儲け続けること」
・重要人物
主役:トヨタ(車)
準主役:ソニー、パナソニック(電気)
GM(ゼネラルモーターズ)、フォード(米車)
マイクロソフト、サムスン電子、IBM(ITハイテク)
・日本の基幹産業(波及効果の高い産業)
自動車、電気、通信
(+金融もチェック→「景気の鏡」と言われ景気を映しだす)
自動車産業は労働人口の1割
輸出の25%
「株式時価総額」=「発行済み株式数」×「株式時価」
この額が大きいと、影響も大きい。
・企業のプロセス
①お金を集める(資金調達)
②ヒトを雇い、工場を建てたり商品を作る。(投資・運用)
③営業、広告で売上を上げ、利益を出す。税金を払う。
④株主に配当を払う。残りを貯めて①に戻る。
①資金調達
・株式発行(直接)→返さなくていい(自己資本)
・社債発行(直接)、銀行から借入(間接)→返す必要がある(負債)
「上場」・・ある企業の株式が証券取引所において、不特定多数の投資家に売買される状態になること
直接金融・・市場からお金を借りる
間接金融・・銀行からお金を借りる
大企業は普段は社債発行の方が、銀行から借りるより金利が安いからそうしているが、金融不安になると機関投資家は貸してくれなくなるので銀行から借りることにシフトする。
→銀行も貸し出す金額が決まっているのでしわ寄せが中小へ
銀行に預金している人も広い意味で「投資家」と言える。
②設備投資
サービスを提供する準備をする。
・工場建設など(設備投資)
・雇用(人的投資)
③売上
宣伝・営業して、実際にサービスを提供
私たち個人が接するのは、ほぼここだけ。
④利益分配
株主に配当を出す
「配当性向(はいとうせいこう)」
「当期純利益」の何%を配当に回すか。
日本は低かったが、今は30%ほど。欧米の40%に近付いている。
配当金には所得税と住民税がかかるので
減配になると、国の税収も減る。
★①~④を仕切るリーダー決め
株主が取締役を決める。
選ばれた取締役がメンバーの中から代表(社長)を決める。
最近は株主の目も厳しくなって経営手腕を問われる。
引用:
※「国のマル」の記事を読むときは3つの側面
①経済力 ②軍事力 ③政治力
のどの側面かに注目。
「国のマル」重要人物
日本。アメリカ。中国。
(ベテランのEU、新人のBRICS)
国の欲望とは
「国民全体を安全に豊かにすること」
国力とは
「経済力」「軍事力」「政治力」の3つ
①「経済力」・・GDP規模、外貨の獲得力、貿易黒字、通貨の価値
②「軍事力」・・軍備(核兵器の有無。軍事費。戦闘機・軍艦の保有状況、軍人の数。)
地理的優位性
③「政治力」・・国連の常任理事国、首脳会議(サミット)への参加状況
同盟関係、歴史上の経緯、経済、軍事をたてにした交渉力
・今のところアメリカが3つにおいてNo1だが、中国が台頭。
・国はこの3つを高めようと競い合っている
★「経済力」・・相互依存
日と中が米にお金を貸して(米国債を買って)、米はそのお金で日と中からモノを買っている。
08年に中が日を抜いてトップに。
★「軍事力」・・米の主要産業
米:官民あげて軍事国家。日本が公共工事で土木国家だったのと似ている。
不景気になると道路を作っていた。
中:核兵器保有。軍事費は米・英についで3位。
他国に介入はしないが、チベット、台湾の国内問題に口出しされるのを嫌う。
★「政治力」・・目に見えない力
明確に数字で表現できない。
・国連常任理事国(5)・・米・中・露・英・仏 (国際紛争の解決。国際平和の維持)
・サミットG8・・日・米・英・伊・加・独・仏・露 (経済・政治問題の協議)
常任理事国入りは、日本、外務省の長年の悲願。
中国は認めたくない。
しかし中国はG8入りは特に姿勢を示していない。
日米中のこのキーワード3つに注目。
①「GDP↑」
②「失業率↓」
③「経常(貿易)収支↑」
引用:
日経の読み方
・「ヨコ読みする」→各紙面を関連付けて読む。
・ 「3つのマル」国、企業、個人を意識。
・ 日経は「世界経済 ・欲望ドラマ新聞」
経済は欲望を数値化したもの
・ 全部は読めないと割り切る。
・ 主役級の「重要人物」と自分の興味のある「登場人物」をチェック
引用: