1-6 企業間競争

 

企業間競争

価格、品質競争。市場淘汰される。

生産性の向上に努めれば技術の進歩、資源の有効活用にも役立つ。

自動車の燃費が良くなる、など。

 

 

1-5 市場メカニズム

 

市場メカニズム

生産量と消費量が自動調整される。

・供給者(りんご農家)

・需要者(私たち)

 

「自分の利益(満足度)」と「価格」を照らし合わせて、買うかどうかを判断。

価格が安ければ、買う人は増える。

・買う側の行動を表したもの→「需要曲線」

・売る側の行動を表したもの→「供給曲線」

 

この二つが交わるところ→均衡点(市場価格

 

市場価格が決まれば、量も決まる。

需要と供給の関係=需給バランス

 

完全市場競争

→買う側も、売る側も自分の利益が最大になるように行動する市場。

18世紀。英。経済学者アダムスミス。

市場の自動調整→「神の見えざる手」

 

世の中のニーズに合ったものが、自然供給され経済が安定すると考えられている。

 

自由経済の悪い点。(「市場の失敗」)

1.景気が安定しないとインフレ、デフレになる

2.企業が利益を追求しすぎて公害問題を引き起こす

3.失業、所得格差を生む

 

警察や消防などの公共サービスは、利益追求の市場メカニズムでは機能しないので政府が担当。

1-4 市場経済システム

 

経済活動 → モノ・サービス生産・消費

 

「誰が」「どれだけ」生産して消費するかは自由

市場経済

 

「私有財産制」・・資本主義の基礎。

すべての財産を、国民が個人的に所有(私有)することが認められている。

各自が自分の財産を増やしたり、満足度を高めることができる。

 

各々が利益を追求して、モノや価格に偏りは起こらないのか?

→「市場メカニズム」が働く。

 

自由な価格競争が行なわれると、適切な生産量、消費量に自動調整される。

 

 

1-3 家計、企業、政府

 

経済のプレーヤー

家計(世帯)、企業、政府

→「経済主体

 

それぞれの役割

★家計

「労働力の提供」「消費」

収入・・手に入った金額

所得・・必要経費を引いた金額

 

★企業

「生産・販売活動」

労働力、土地、資本の3つの「生産要素」を使う

 

★政府

「公共サービスの提供」

 

3者間を「モノ・サービス」と「お金」がぐるぐる回ること

経済循環

 

 

1-2 生産と消費

 

・「」 有形物・・衣食住、車など形があるもの

・「サービス」 無形物・・医療、教育など形がないもの

 

企業は「財」や「サービス」を生み出して、個人や他の企業に販売し、代金を受け取る。

 

経済活動

生産・・生み出す。生産者。

消費・・使う。消費者。

 

毎日繰り返されている。経済に組み込まれている。

意識する、しないにかかわらず。

 

「より豊かに便利に」という思い

→経済がより高度に便利に進化してきた

 


(ひとこと)

「経済」に無意識のうちに組み込まれているんだなあ。

 

1-1 経済とは?

「経済」とは

働いてお金を得て、生活したり旅行したり、貯蓄したりする「日常生活そのもの」のこと(身近な例)

 

経済全体

「分業」「市場」「貨幣」

 

分業」とは → 得意分野を発揮すること。

海では魚をとる。山ではイノシシをとる。

 

「物々交換」(出会い)は偶然に左右されるため「市場」でいつも取引できるようにする。

 

「お金」と「モノ」を交換する場所全てを「市場」という。

魚、青果市場だけではなく、スーパー、コンビニ、ネット上のショッピングサイトなど。

 

「貨幣」→価値を保管できる

 

「経済」

分業して商品が作られ、市場商品貨幣が交換される社会。

・貨幣が交換の仲介→「貨幣経済」

・自分の欲しいものを市場で取引(売り買い)する→「市場経済」

 


(ひとこと)

私たちは日々、市場で取引をしてるんだね。