4-1 財政政策

 

「財政」・・国が公共サービスを行なう経済活動

「歳入」と「歳出」

 

歳入 (政府の収入)

・家計、企業からの税金(税収)

・国債の発行

・埋蔵金(各省庁特別会計の余剰金)(税外収入)

 

歳出 (政府の支出)

・社会保障(年金、医療、介護)

・教育

・公共事業(道路、橋、ダム、災害復旧)

・防衛

 

「財源」・・歳出を行なうための資金源

「財政政策」・・歳入と歳出のかじ取り。やりくり。

 

財政の役割

①国民に所得再分配

累進課税で高所得者から税金徴収→生活保護。

貧富の差をできるかぎり解消。

 

「所得再分配」

 

②公共サービス

社会に必要なもの

教育、医療、交通、司法、消防、警察

 

③経済の安定

金融政策とともに、インフレ、デフレを防ぎ、経済を安定させる。

本来税収入で歳出をまかなうべきだが足りない。

 

「国債」で補う。→国の債券(借用証書)

 

 

債券とは

・国や企業(発行体)がお金を借りるために、利子(クーポン)の支払や元本返済を約束して発行する借用証書のこと。

・地方公共団体「地方債」、企業「社債」

 

・半年ごとに利子、償還日(満期日)に元本が返済される。

・償還日前に換金もできるが、元本割れも。

・発行体の倒産→債務不履行(デフォルト)

 

国債依存度48%

歳出が税収の2倍。

慢性的な借金体質。

 

財政政策手段

①「フィスカル・ポリシー(裁量的財政政策)」

政府が意図的に行なう

・不景気に公共事業を増やす、減税など。

 

②「ビルトイン・スタビライザー(自動安定化装置)」

景気を自動的に安定させる仕組み

 

・所得税、累進課税制度

・雇用保険制度(失業保険。つなぎの生活資金を国が支援。)

 

★「小さな政府」「大きな政府」

→ 「財政規模」のこと。

 

社会保障増大にともない拡大

 

「小さな政府」

低福祉・低負担。

自由経済。一部の成功者に富が集中。

 

米:レーガン政権・共和党(81~89)

日:小泉政権(01~06)

減税、規制緩和、歳出削減。

 

・「大きな政府」

高福祉・高負担。

福祉国家。

スウェーデン。消費税25%。税金負担率50%

 

年金、教育など手厚い保護。

「貯金の心配をしなくていい国」