7-8 投機筋の相場観 – 楽しく経済

7-8 投機筋の相場観

 

欧米の投機筋がどのような相場観で動いているのか

→米国の先物取引所で持っている建玉(たてぎょく)ポジション

 

「先物取引」とは取引所に上場された定型的な金融商品の売買で派生商品(デリバティブ)の一種。

米国商品先物取引委員会(CFTC)が毎金曜にその週の火曜のポジションをHPで公開。(3日のずれに注意)

 

例 09年8月18日 NYMEX(ニューヨークマーカンタイル取引所)に上場されている世界の原油取引の指標WTI原油のポジション

買い20万枚(1枚=1000バレル)、売り18万枚。買いが多い買い越し。

→「原油が目先(ごく短期間)上昇する」と考えている。

 

リーマンショック以降、ヘッジファンドは解約による資産残高の減少などで
力が少し弱まっている。

今後米株価が上がれば、またリスクを取る動きになるだろう。