「実効為替レート」
通貨の総合力を示す指標
日経平均やTOPIX(東証株価指数)の為替版
ドル円相場が円安で、ユロ円が円高のとき、円を判断するには「実効為替レート」を使う。
①名目実効為替レート
貿易関係の強弱を反映。貿易面での対外競争力を示す指標になる。
②実質実効為替レート
名目に物価変動をプラス。
・自国通貨(邦貨)建て
1ドル=100円など
・外国通貨(外貨)建て
1円=0.01ドル
・実効為替レートは、外貨建てで表わされる。
・1973年を100とする
07~09年
・ドル円124円→87円に。下落率30%。
・実効為替レート 91.5→128.7 円高に。上昇率40%。
↓
・ドルの価値は、円に対して30%下がった。
・ドルを含めた外貨の価値は、円に対して40%下がった。