3 企業のマル。①資金調達 ②設備投資 ③売上・納税 ④配当

※「企業のマル」の記事を読むときは4つの側面

①資金調達、②設備投資、③売上、納税 ④配当、

のどのプロセスかに注目。

 

・企業の欲望

「儲け続けること」

 

・重要人物

主役:トヨタ(車)

準主役:ソニー、パナソニック(電気)

GM(ゼネラルモーターズ)、フォード(米車)

マイクロソフト、サムスン電子、IBM(ITハイテク)

 

・日本の基幹産業(波及効果の高い産業)

自動車、電気、通信

(+金融もチェック→「景気の鏡」と言われ景気を映しだす)

 

自動車産業は労働人口の1割

輸出の25%

 

「株式時価総額」=「発行済み株式数」×「株式時価」

この額が大きいと、影響も大きい。

 

・企業のプロセス

①お金を集める(資金調達)

②ヒトを雇い、工場を建てたり商品を作る。(投資・運用)

③営業、広告で売上を上げ、利益を出す。税金を払う。

④株主に配当を払う。残りを貯めて①に戻る。

 

①資金調達

・株式発行(直接)→返さなくていい(自己資本)

・社債発行(直接)、銀行から借入(間接)→返す必要がある(負債)

「上場」・・ある企業の株式が証券取引所において、不特定多数の投資家に売買される状態になること

 

直接金融・・市場からお金を借りる

間接金融・・銀行からお金を借りる

 

大企業は普段は社債発行の方が、銀行から借りるより金利が安いからそうしているが、金融不安になると機関投資家は貸してくれなくなるので銀行から借りることにシフトする。

→銀行も貸し出す金額が決まっているのでしわ寄せが中小へ

銀行に預金している人も広い意味で「投資家」と言える。

 

②設備投資

サービスを提供する準備をする。

・工場建設など(設備投資)

・雇用(人的投資)

 

③売上

宣伝・営業して、実際にサービスを提供

私たち個人が接するのは、ほぼここだけ。

 

 

④利益分配

株主に配当を出す

「配当性向(はいとうせいこう)」

「当期純利益」の何%を配当に回すか。

 

日本は低かったが、今は30%ほど。欧米の40%に近付いている。

配当金には所得税と住民税がかかるので

減配になると、国の税収も減る。

 

①~④を仕切るリーダー決め

株主が取締役を決める。

選ばれた取締役がメンバーの中から代表(社長)を決める。

最近は株主の目も厳しくなって経営手腕を問われる。
引用: