国の総合的な経済力はGDPで表す
GDP=国が生み出した「付加価値(粗利)」
パンが消費者に渡るまで
・農家:小麦を生産して300円で販売(300円)
・製粉会社:小麦を300円で仕入れ、小麦粉にして500円で販売(200円)
・メーカー:小麦粉を500円で仕入れ、パンにして700円で販売(200円)
・小売店:パンを700円で仕入れて、消費者に800円で販売(100円)
付加価値の合計 300+200+200+100=800円
・名目GDP
国内の付加価値を単純に合計したもの
・実質GDP
名目GDPから、物価変動の影響をのぞいて調整したもの。
社会全体の物価が上がると、GDPも上がるが、その分は経済規模の拡大とは呼べないので除く。
日本のGDP
2009年度
名目474兆円、実質527兆円。
・高度経済成長期(57-72)
成長率:名目9.5%、実質15.5%
・安定成長期(75-89)
名目:7.6%、実質4.4%
・低成長期(91-)
名目:0.3%、実質0.8%
1968年~2010年 世界2位
2050年には8位ぐらいの予想。
一人当たりGDPは17位。
新興経済諸国(エマージング諸国)の台頭。