金利 – ページ 4 – 楽しく経済

1-2~3 金利の種類

 

金利を表す言葉は4種類ある。

「金利」のほかに、「利率」、「利息」、「利子」、という言葉がある。

どう使い分けられている?

 

元手

「元金」借りたお金

「元本」投資したお金

お金の賃借料。

 

「金利」マクロ経済(国全体)の観点からにも使われる

 

「利率」金融商品の利益の割合

 

「利息」預金

 

「利子」債券(お金を借りるために発行する証書)

 

年利、月利(げつり)、日歩(ひぶ)

ベーシスポイント

 

1bp 1bps=0.01%

短期金融市場 0.01% 1bp単位

長期金融市場 0.005% 0.5bp単位

 

金利が15ベーシス上がった(0.15%上がった)

各銀行の優遇金利には注意。

「年6%」とあっても「1カ月物(預入期間1カ月)」の場合がある

 

 

 

 

 

1-1 金利とは

 

金利ってそもそも何だろう?

金利は経済が活発に動いていくために、なくてはならない大切なしくみ。

お金の賃借料(レンタル料)

 

お金の余っている経済主体(企業や家計などの経済活動の担い手)から、お金の足りない経済主体が、お金を借りた時に払う賃借料

・1200年前の古代日本「出拳(すいこ)」

稲を貸して収穫期には上乗せして返してもらう制度があった。

 

・住宅ローン

2,500万円ローン

25年。金利3%。月々12万円。

 

金利 1,056万円

支払総額 3,556万円

 

お金を借りる手段があるから・・

・家計は、高価なモノやサービスを手に入れて豊かな生活を送れる。

・企業は、サービスを提供して利益を上げ経営を維持、発展させられる。

・銀行は、金利で利益を得られる。

 

経済を活性化させているのが金利のしくみ。